1952年
大阪生まれ

ゴルフ会員権販売会社、モデルクラブの経営
1975年
大阪でミニサロを開業
1978年
業績好調のミニサロを廃業して、大衆酒場
「うつのみ屋」を皮切りに外食産業へと進出
2002年
「日本人にアホはおらん!」著書 出版者/講談社
2003年
「仕事を心から楽しめなくて、なにが銭もうけじゃ!」 著書 出版者/阪急コミュニケーションズ
現 在
株式会社UG・宇都宮
外食産業大型直営店・ 小型店舗を全国展開中
店舗設計・施工・メンテナンス及び経営コンサルタント
大阪府ブランド戦略検討委員を勤める
「個人商店(自己完結)主義」とは、経営理念をひとつの理論として定義づけ、私自身が実践してきた“商売の法則”です。これは創業以来30年、一度も変えることなく貫いてきた普遍的な商売の大前提であり、商売に対してひたむきな大阪人気質の中で鍛えられ育まれてきた、フードビジネスの為の実践論と言えるでしょう。昨今の社会情勢を見る限り、潤沢な資本力を背景にした大組織による販売システムそのものが崩壊の危機に瀕しているのが現状です。特にフードビジネスは、資本力や組織力だけでは勝ち残れない、非情なまでの厳しさがあります。つまり、私が提唱する「個人商店(自己完結)主義」こそが、これからのフードビジネスのソリューション(解決策)になり得る経営戦略なのです。これを端的に説明すると、自分の店舗に必要なインテリアやオブジェなどの内装の全てに関わり買い付けをしたり、お店に魂を入れる店内装飾についても幹部全員で飾り付けたり、カバ&ワイン、リキュールなどの海外のワイナリーから直輸入したり、実際にお店を運営させる経営や店舗設計などのスケールの大きなものから、箸や食器類、ナフキンの仕入、制服のデザインから製作までといった細やかなところまで、「自己完結システム」により自分の考えを仕事のあらゆる局面に反映させているのです。これは大企業の枠組みの中では絶対にできない個人商店だからこそできることです。私は「個人商店(自己完結)主義」を武器に、メーカー及び商社との企業提携や販売契約もなしに、我が社を業界屈指の地位にまで押し上げることができたのです。